どうも!トリスです。
僕は経歴でもあるように28歳で安定した大手企業を退職し起業しました。
もう15年もまえの話になります。
コイツのプロフィールを見てみる(笑)☟

国民生活金融公庫で500万借り入れ、300万の自己資金を足して合計800万である事業に挑みました。☜完全に若気の至りですね
(事業内容に関してはまたの機会に記事にします!)
☞2019年12月29日に事業内容を記事にしました

結論からいうと、事業は約4年ほどで撤退しました。
80%の事業は、5年以内に徹底するというのはおそらくホントです😰
借金こそ残りませんでしたが、その後のこれまでの人生はご覧の通りです(笑)
今回は、20代で500万も借金し起業した僕が起業でしてはいけないこと5つ!を自分の経験を元に記事にしました。
今後、自分で事業・起業やフリーランスに挑戦したい方にとってはとても参考になると思います。
目次
起業でしてはいけないこと!①友人と起業する

「友人と起業すると9割が失敗する」
起業するまえから本やネットなどでさんざん言われてました。
僕は仲の良かった仕事仲間と一緒に起業しました。
事業をはじめる前やスタートしはじめはぜんぜん良好な関係です。
収入なんてほぼ0円ですから揉めることもありません。
友人と起業して揉めだすのは売り上げや収入が入ってきてからです。
やっぱり揉めるんですよね、お金のことで。
「これだけ売上があってなんでこんなに給料が少ないんですか?(# ゚Д゚)」
当然、僕も彼も生活がありますから給料は1円でも多くほしいのです。
儲かったら儲かった分、全部自分たちの給料にできると思うのはやはり僕らの考えが甘かったからでしょう。
いっしょに働いているから儲かったお金は全部折半しろよという彼の主張も理解できました。
ですが経営者である僕は、来月、再来月、半年、1年先のことを考えておかないといけません。
また事業を維持していくためのお金、集客するための広告費、再投資していくためのお金を会社に必ずストックしていかなければならない。
事業の準備、開始してから出費するお金事情をリアルに伝えていなかったためこういう結果になってしまったのです。
また彼は僕についてきて事業を開始したので、共同事業者の感覚より被雇用者の感覚だったのも一因としてあったと思います。
幸い事業資金は全部、僕が出資していたので結局一人で事業を継続できたから良かったですが、半分半分の出資金で事業をおこなっていたら・・・
仲の良かった友人たちと裁判になる事例もこれまでに見てきました。
血縁関係でもお金に関して揉めるのに、ましてや友人関係なんてあっちゅうまに崩れ去ります。
事業は1人でやること
出資金はぜんぶ自分が出すこと
これはぜったい守らないといけないことです。
経験してはじめて起業にはルールがあることが理解できました(´;ω;`)
親友や仲の良い人間同士で事業はやらないほうが良いです。
それでもやる場合は、雇用関係の契約書を作ること。
9割の人が上手くいかず事業もろとも失敗します。
同じ希望や夢を持つ仲間がいるのはたいへん心強いことですが、1人で起業できないなら、起業なんてぜったいしないほうが良いです。
起業でしてはいけないこと!②借金して起業する

僕は、国民生活金融公庫で500万を借り入れ事業を開始しました。
なぜ500万も借金をして事業をはじめたのか?
それは、設備投資に700万必要だったからです。
☞この時点で事業は、半分失敗していますね
僕の事業資金は借入500万と自己資金300万の合計800万です。
もちろん700万を設備に投資すれば、最低限のサービスを顧客に提供できます。
しかし残り100万で事業を運営していくことの大変さを身を持って体験しました。
いまならわかるのですが、そもそも、、
700万もの事業資金がないと始められない事業なんてするべきではないのです。
とくにはじめての起業で最初から大金が必要なビジネスはものすごくリスクが大きい。
ラーメン屋やカフェなどの事業をする場合も最初から数千万の借金を抱えてはじめる人も多いですが、ほとんどの人が失敗しています。
僕はたまたま運が良かったので、なんとか借金だけは返済できましたがもっと頭を使えば少額で事業を始められることもできたはずです。
これから起業したい人は、「はじめることだけ」に注力してしまうので注意が必要。
事業は、はじめることよりも継続することのほうが100倍むずかしい。
特に借金をしないとできない事業なら始めから手を出すべきではないというのが僕が失敗から経験して言えることです。
次の話でその理由を解説します。
起業でしてはいけないこと!③見込み客がいない状態で起業する

起業し事業で一番大切で大変なことはズバリ!
お客さんを集めることです。
ほんとうは事業を開始するまえに見込み客を作っておかないとたぶん死にます(笑)
たいていは事業計画書かなにかで大体これくらいのお客さんがくると試算します。
また事業計画書を作って妄想を膨らませたり、お金持ちになった自分を想像してテンションがあがるのですが・・・
どんなに立派な事業計画書を作ってもお客さんを呼ぶことが出来なければ、ただの妄想です😂
ゼロからお客さんを呼ぶことは本当にむずかしいのです。
あなたなら聞いたこともない屋号や会社にお金を払いますか?
会社員は会社の看板があるからこそ、商品やサービスを購入してくれますが、まったくの無名の個人や企業からは基本的に、物やサービスを買ってくれません。
またゼロから事業を作ってお客さんを呼び込むには、莫大な広告費が必要です。
事業を始めるなら、
まずお客さんを作る➡それから事業を開始する
本来の起業はこれが正しい姿なのです。
僕みたいに、借金を抱えてまったくの未経験業種に参入しかつゼロから顧客を作らないといけない起業はぜったいに辞めたほうが良いでしょう。
ではなぜ僕がビジネスをはじめて、500万の借金をたった4年で返済できたのか?
その理由は次で解説します。
起業でしてはいけないこと!④粗利の低い事業で起業する

ちょっと商売的な話をすると、商売を選ぶ上で大切なのは粗利です。
粗利とは・・・
売上ー原価=粗利(売上総利益)
つまり
できるかぎり原価の掛からない事業を開始する方が、とうぜん商売が軌道に乗りやすい。
粗利10%と粗利90%の比較
売上100万ー90万(原価)=利益10万の事業 10÷100=10%
売上100万ー10万(原価)=利益90万の事業 90÷100=90%
あたりまえですが、粗利90%のほうが圧倒的に借金を返せるスピードが違うのです!
僕は最初から失敗することも想定し、粗利が9割以上ある商売を始めたのです。
だから700万(借金の500万プラス自己資金の200万)を設備投資に思いきって踏み込めた理由です。
粗利率が低い商売(利益が2割や3割)を選んでいたら、それこそ未だに借金を抱えて苦しんでいたと思います😰
無謀な起業でしたが、この1点だけは自分をほめてやりたい(笑)
起業をするときは、粗利が高い事業をはじめること。
これだけは覚えておいたほうが良いです。
もちろん世の中に粗利9割のビジネスなんてほぼありません。
だから見つけることができた人だけが儲かるのが商売の世界なのです。
粗利が高い事業をざっくりと紹介すると、、、
リサイクル事業はかなり粗利が高いです。
人にとってはゴミになるようなものでも、世の中に需要があるものもたくさんあります。
たとえば落ち葉を拾ってそれを料亭に卸して大金持ちになったおばあちゃんの話は、粗利100%ですね(笑)
海や川に流れている流木を拾って、加工してヤフオクに販売する。
廃品回収屋で起業して無料で家庭からゴミを集めて、再生・修理して販売する。
ブログやYouTubeをはじめる。
こういう事業なら粗利は9割を超えてくるかもしれません。
上記のアイデアはもう世の中には知れ渡っていますね。
最初の起業というのは誰もがやりたがらない泥臭い事業を選ぶのもポイントです。
起業でしてはいけないこと!⑤フランチャイズで起業する

フランチャイズで起業なんてぜったいしてはいけないビジネスです。
商売においては粗利が大切という話をしましたが、フランチャイズ事業というのは粗利益を思いっきり削る事業です。
フランチャイズのメリットは大手起業の看板を借りてスタートするので、確かに集客(お客さんを集める)にはそれほど苦労しないと思います。
しかしそれと引き換えに、かなり高額な加盟料やロイヤリティーを支払わなければならない。
最初に開業する加盟料数百万、ロイヤリティ粗利益の数十%・・・
こういうフランチャイズ契約はコンビニや飲食店などに多いです。
たしかに集客さえできればビジネスは有利になるのはもちろんですが、、、
加盟料はともかく粗利益の数十%のロイヤリティというのはかなりリスクが大きい。
もし借金を抱えてフランチャイズをはじめたとしたら・・・
売上から経費を引いた粗利益から毎月のロイヤリティーと借金の返済をしないといけない。
そこから自分の生活費を賄うことができるのでしょうか?
コンビニや飲食事業、コインランドリーなどのフランチャイズ事業は事業主と裁判になったりする事例があとを絶たないのでぜったい辞めたほうが良いです。
一見メリットの多そうなビジネスですが、実態は起業したのにサラリーマンと同じで、一生懸命稼いだお金を本部に吸い取られ、働けど働けど一生楽にならないシステムです😱
あまい広告の文句に乗って投資してしまうと人生破滅状態になります。
あとがき
僕が28歳のときに実際に起業して経験したこと元に記事にしてみました。
成功はしてないけど、奇跡的に大きな借金をすることはなかったのが幸いです。
ですがその後の人生はご覧の通りです(なんども言うw)
起業や事業の記事は今後需要があれば増やしていきたいなと思います。
あくまで無期雇用派遣の記事がメインですが、たまに違う話もしないと飽きてしまいますよね(笑)
まだまだ面白い話はありますので、飽きずに読んでいただければ幸いです!
では、また!
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