どうも!トリスです。
僕は前職の工場作業者から生産技術の派遣エンジニアとして転職しました。
工場のエンジニアと言っても、研究、設計、品質管理、生産技術などあります。
工場で約7年間働いてきた僕はもちろん生産本部(研究、設計、品質管理、生産技術)のことは知っていましたし、生産技術の担当者とコミュニケーションを取ることも多かったです。
完全な直観ですが、「コミュニケーション能力があればできるんじゃね!?」
という理由で無期雇用派遣のエンジニア募集に応募したのがはじまりです(笑)
生産技術の派遣エンジニアに4月から働いてきていろんなことを学びました。
40代から生産技術の派遣エンジニアとして働く僕はちょっと珍しいかもしれません。
派遣エンジニアとして必要な知識、スキル(技術)、実際の仕事内容はどんな感じなのかをお伝えしていこうと思います!
そういえば、生産技術の派遣エンジニアとしてまだ一回しか紹介できてなかったですね( ̄∇ ̄;

目次
生産技術【派遣エンジニア】の仕事内容
生産技術は設計や品質保証と違い現場作業者とのやり取りが非常に多いです。
カンタンに言うと工場で生産する人たちのサポートをする仕事です。
生産に関する必要な知識、技術を知っているのはもちろんのこと、現場への技術的な指導や書類作成、作業段取り、日程の調整から工数管理までとにかく業務的にかなり幅広い仕事だなと感じています。
基本的には事務所にいることが多いです。
しかし現場から電話がしょっちゅうかかってくることがあり、派遣にも携帯が一人ずつ渡されています。
事務所にいるときは、
・生産に必要な作業手順やチェックシート等を作成
・不具合対応=不具合事象、是正、対策までの書類作成
・現場への具体的な補修内容指示書類作成
・現場から必要と思われる治具図面の作成(CAD使用)
・工数の管理や新規・リピート製品の見積作成(エクセル使用)
・現場及び他部門との技術説明などの段取り、準備と実施
現場対応では、
・不具合発生時の状況の聞き取り及び現場検証、写真撮影
・現場で必要とされる治具図面作成のための聞き取り
・その他、現場が技術的に困ったいることなどのアドバイス
もちろんこれらの仕事をまだ独り立ちできるほどできませんが、おおまかな内容としてはこんな感じです。
事務所と現場へ行ったり来たり。何往復するねん!って思うときもあります(笑)
ネットでは生産技術の仕事はツライとか過酷とか言われているみたいですね💧
生産技術【派遣エンジニア】で必要なモノとは?
生産技術で必要なモノは、ズバリ「知識=本」です。
デスクには辞書みたいな分厚い本が何冊もあり、必要な情報を調べて現場へアドバイスしたり、書類に落とし込んだりします。
生産技術で働く社員が必ず一冊は持っている本を紹介します!
「図面関係の本」では・・・
この本はエンジニアド素人よりも初級・中級者向けになりますね。
amazonで¥4,180で、専門書はやっぱり高いですね。ページ数も406ページあります。
生産技術の仕事は図面が読めないと仕事ができないと思ったほうが良いです。
現場とは常に図面を見て現場とやり取りします。
生産技術の仕事は図面を見て判断することが非常に多いです。
僕は派遣先に入ってから図面の読み方を勉強したのでかなり苦労しました(笑)
前もって学習できるならそれにこしたことはありませんよ(実体験)😭
溶接関係の本なら・・・
なんとこの本、¥9,350!もするんですね💧ページ数は602ページ!
かんぜんに辞書だろ、これは(笑)


溶接作業がある現場なので、図面にある溶接記号を読み取って現場に溶接脚長などの指示を出したり、CADで治具図面作成時に入力したりします。
この2冊の本は社員が常に常備し、必要なときに調べています。
かなり実践的な内容になるとは思いますが、マニュアルのような扱いです。
ちなみに僕が読んだ本は・・・
これは図面なんか今まで見たことがなかったド素人の僕でも丁寧に書かれていてわかりやすいです。
なんせLEVEL00ですからね(笑)


でもまだ僕は常に常備しています。
この著者の方はLEVELごとに本があって、しかも関西弁丸出しのタイトルが最高😜
めっちゃメカメカも好き💛(笑)
生産技術の仕事は必要なときにすぐに調べて回答することが重要なのでもちろん知識はあればあるほど有利に仕事を進めることでができます。
もうひとつ生産技術でほぼ全員が使っているものといえば・・・
計算機ですね!
関数機能付きの電卓も社員が一人一個は必ず携帯しています。
図面を作成したときの強度計算や重量計算、予算の作成や工数計算などに使っています。
実際に生産技術のエンジニアたちが使っているモノの紹介でした。
生産技術【派遣エンジニア】で必要なスキルとは?
エクセル・ワード
生産技術で必要なスキルを紹介します。
パソコン関係で言うと、エクセルやワードを使いこなせるのは必須ですね。
なんせ書類作成がむちゃくちゃ多いです。
一日中パソコン画面をにらめっこしながら書類作成している日もあります。
あっそういえば、目が疲れるからちょっとお洒落なブルーメガネ(パソコン用メガネ)も買っちゃいました(笑)
話しがちょっとズレましたが、エクセルのマクロ・VBAがある人はめちゃくちゃ有利になります。☞僕はできません
デジカメからエクセルに写真を貼り付けたり、不具合の是正や対策を考えながら書類作成することになります。
パソコンが苦手な人はかなり苦戦すると思います。
指一本でしかパソコンができない人はムリな仕事かもしれません。
CAD
工場の現場によって違うのですが、生産技術は治具図面などを作成するときに必ずCADを使用します。手書きで図面を書く人なんていません(笑)
CADといえども2次元CADや3DCADがあります。
いまの工場では2次元CADでソフトはAUTOCADを使用しています。
もちろんCADなんて43年生きてきてはじめて触りました(笑)
なんのこっちゃですよ、ほんまにw
あまりにもCADというものができなかったため(泣)派遣会社にお願いしてCAD実習をさせてもらいました。ほとんど自習だったけど(;´・ω・)

工場の現場によってCADの使う種類がぜんぜん違うので派遣会社で研修があるところを選んで実習を受けさせてもらうほうが良いです。
僕の所属する派遣会社は研修らしい研修をしないのでかなりいいかげん(# ゚Д゚)
ちなみにAUTOCADはいまでも使っている会社が多いので参考書の一つくらい読んだ方が良いでしょう。
ちなみに僕が研修で読んだのはこの本です。
オールカラー写真つきでド素人でもなんとか操作できるようになりました!
コミュニケーション
生産技術はとにかく現場作業者、設計や検査などコミュニケーションが頻繁に発生するのは間違いないです。
ときにはぜんぜん知らない部署にヘルメットの名前だけを頼りに話をしにいくこともあります。
人と話すことが得意な人は有利に仕事を進めることができますがコミュニケーションが苦手な人は向いていないかもしれません。
現場では頑固者もいますので(笑)低姿勢で話を聞きながら気に入ってもらうように努めなければなりません😜
アタマが良いだけではうまく仕事を進められないのは生産技術の特徴であると思います。
生産技術【派遣エンジニア】がキツイ理由とは?
生産技術の派遣エンジニアの仕事がキツイと言われる理由は・・・
①現場とうまくやっていけない
☞コミュニケーション必須
②覚えることがクソほどある
☞アタマがパンクします!
③出張がある
☞派遣エンジニアはもはや社員と同じ仕事内容
ざっとこんな感じかなと主観的に思います。
①現場とうまくやっていけない☞コミュニケーション必須
どんな仕事でも同じですがコミュニケーションは必須なんです。
僕はそれ以外なにも持ち合わせていなかったんですが、唯一これだけが得意です(笑)
元現場作業者だったから現場作業者側の気持ちを汲み取れるのもあると思います。
現場までなんども足を運んで話をしに行ったり、なんども初見で電話をかけたり。
わからないことがあれば、現場作業者にいろいろ教えてもらったり。
みんな優しく接してくれるのは、コミュニケーションの取り方がまちがってない証かもしれません。
逆に現場とうまくやっていけない人は、仕事のキツさの要因になります。
②覚えることがクソほどある☞アタマがパンクします!
生産技術の仕事はとにかく覚えることが多いです。
毎日アタマがパンクしそうならくらい知識を詰め込まないと資料のひとつも作れない状態なんです。
会社独自の基準になるマニュアル本だけでも数冊の本になるくらいあります。
一度ではぜったい覚えられないので、辞書のようにボロボロになるまで使っています。
なんの知識もないまま、派遣エンジニアに入った僕はなにも武器を持たずに戦にいくようなものです(笑)
技術派遣ならば本来きちんとした教育を派遣会社がするべきですが、、、
残念ながら僕の所属する派遣会社は、戦場へ丸腰で行かせるのです(# ゚Д゚)
☞めんどくさくても研修が充実した派遣会社を選ばないといけませんよ(大事)
自分で調べて勉強していくのが苦手な人や肉体労働系に慣れている人は正直かなり苦労すると思います、僕のように(笑)
③出張がある☞派遣エンジニアはもはや社員と同じ仕事内容
いまの工場では派遣エンジニアでも出張に行くことがあります。
電車に乗って日帰り出張になりますので、現地から事務所までの移動も大変です。
さらに事務所に帰って書類作りもしないといけないのでもはや正社員並みの仕事。
気分転換にはなりますが、派遣エンジニアは派遣といえどラクはできないようです(笑)
万一派遣エンジニアが雑務メインの仕事になることがあれば、それは死を意味します😱
生産技術【派遣エンジニア】は40代未経験からでも可能なのか?
生産技術の派遣エンジニアになるのは40代、50代の未経験でも可能だと思います。
ただし現場での知識の積み上げと学習する気概がないとかなりシンドイです。
生産技術の派遣エンジニアで同時期に働き始めた人たちがかなりのペースで派遣会社ごと辞めていきましたから(笑)

正直、仕事内容はかなりキツイですが、CADなどは一度覚えてしまえば他の会社でもCADオペレーターとして働くことも可能になります。
実際50代でも現役バリバリで派遣エンジニアとして働いていますからね!

ひとつ言えることは、派遣エンジニアは派遣といえどラクではないということです。
専門的な知識・経験=技術を身につけるということはそんなに甘くはないです。
他の業種や職種の無期雇用派遣より給料が高いのは専門技術があるからなんです。
そして、より給料の高い派遣会社へとスキルアップできます!
実際、技術派遣の待遇は他の職種の派遣に比べ高いです。
また僕が所属する派遣会社より条件の良い派遣会社もいっぱいあります。
将来、役に立つ技術を確実に身につけたいなら、技術系無期雇用派遣はアリかなと僕は思います!

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