どうも!トリスです。
今回は無期雇用派遣の話です。
詳しく調べてこの業界に入ったわけではないのですが、2018年4月より「無期雇用派遣」という制度が生まれたんですね。
この制度が始まってまだ2年も経ってなかったのか(;´Д`)☜そんなことも知らなかった
派遣では有期雇用の場合、3年ルールというものがあります。
3年ルールとは「派遣社員が派遣先で同じ仕事を継続して働ける期間」のこと。
つまり3年以上は同じ派遣先で働くことができない。
一方、僕のように無期雇用派遣の場合、期間の制限なく働くことができるんですね。
実際のところ、無期雇用派遣での働き方って、「これからどうなるか?」なんて業界自体、手探りの状態だと思います。
始まったばかりなんで当然だといえます。
無期雇用派遣では、基本的に派遣先は選べません。
派遣先の企業が自分に合うかどうか、向いているかどうかなんて働いてみないとわからないのが現実なんです。
そして派遣先の企業が大手といえど、無期限で契約延長し続けてくれる保障なんてどこにもありません。
無期雇用派遣では長期で働くことが前提条件ですが、
「派遣先を変えることができるのか?」
こんな疑問がある人も多いと思います。
僕の答えとしては、派遣先を変えることはできますが「理由」が必要です。
ではどんな理由なら無期雇用派遣でも派遣先変更ができるのか?
実際いま無期雇用派遣で働いている方たちの話をもとに記事にしました!
たった数ヶ月で派遣先変更できた事例

これは派遣先を短期間で変えることができたIさんの事例です。
Iさんは2019年4月から派遣先としてある大手企業に就業します。
そこで派遣先社員のBさんに仕事を教えてもらうことになりましたが
入って2週間ほどは、ひたすら資料に目を通すだけの放置状態だったそうです。
その後、業務的なことをさせてもらうことになったのですが与えられた課題に対して未経験だと話すと、
「○○もできないのですか!?」
「僕は、○○ができる前提で話しますので○○のことは教えません。」
「わからない?わかってくださいよ~」
こんな態度だったというのです。
ときには、
「大学出てるんですよね?中学生でもこんな計算できますよ。」
「○○の業務しか与えてないので、暇だと思うんでコレお願いします。」
などとバカにするような発言が多数あったと言います。
最初の1ヶ月、2ヶ月はこのパワハラまがいの環境に我慢してきたIさんでしたが3ヶ月が過ぎたころ、とうとう我慢できずに派遣元の営業に相談を持ち掛けます。
たいていネットなどの口コミでは、派遣会社の営業は相談に乗ってくれない!役に立たない!などの意見が散見されますが、Iさんの担当者は真剣に話を聞いてくれたそうです。
そして派遣会社の営業主任が速やかに動き、派遣先責任者との話し合いの結果、なんとたった3ヶ月で派遣先を変更することができたそうです。
無期雇用派遣で、派遣先を変えるにはこのような「理由」が必要です。
今回のIさんのような、派遣先の社員によるパワハラまがいの発言や内容の事実が確認できれば派遣先変更はできます。
付け加えると、Iさんの普段の勤務態度は真面目で派遣会社と派遣先の評価が高かったこともあります。
☞小さなことかもしれないですが、人に動いてもらうには大事なことなんです。
少し異例にはなりますが、普段の勤務態度や素行なども考慮した上で派遣先にも落ち度があった場合には短期間でも可能だと言えます。
強制的に派遣先変更された事例

先ほどのIさんの事例とは真逆、勤務態度や素行の問題で
派遣先の評価が悪い場合、数か月で派遣先変更が「強制的」に行われます。
一緒に働くTさんは、年齢はまだ20代前半と若く、新卒で派遣会社に入社のため社会経験も少ない。
どこにでも居そうな真面目な若者なんですが、如何せん一般常識がなく勤務態度も悪かったので、派遣先からのクレームによって、派遣先変更が3回も発生したのです。
派遣会社に何度も呼び出され説教をくらいまくったんだとか。
まぁあたりまえですが。。
派遣先の評価が悪い場合は、問答無用で派遣先変更されます。
もちろんこういう評価を食らい続ければ、紹介できる会社もなくなり最悪退職に追い込まれてしまいます。
いくら派遣先が自分にとって不都合ばかりだとしても派遣先からクレームが入るような派遣先変更を目論んではいけません。
一般的な企業と就職するのと同じ。
あたりまえですが派遣という立場であっても社会人としての最低限のマナーやルールは求められるのです。
3年がかりで派遣先変更になった事例

派遣先の労働環境に問題があるとの理由で、契約更新するたびに派遣先変更を申し出ていたというBさん。
派遣元の営業担当に申し続けて却下されること3年。
ようやく派遣先を変更してもらえたそうです。
無期雇用派遣では3年以上在籍しなければ派遣先変更はできないのか?
よくよく話を聞いてみるとなにか理由がありそうです。
Bさんの場合、仕事もできて派遣先の評判も悪くはなかったのですが派遣会社の営業担当者に、一方的に詰めよるような態度だったようです。
派遣先での仕事ができる分、会社への評価=給料にも不満を持っており、横柄な態度だったことが派遣先変更が長引いた理由ではないか?と推測できます。
能力が上がり仕事ができるようになってくると不満を会社にぶちまけたり、横柄な態度になってくる人はどこにでもいます。
いくら派遣先で重宝されていても、派遣会社に文句を言うと評価されなくなるばかりか、話すら聞いてもらえなくなる可能性があります。
ただでさえ派遣会社と派遣社員は、直属の上司部下の関係はないので
”やっかいなヤツだな”と思われると「損」にしかならないと思うのです。
これはどんな会社でも同じことが言えますね。
そういう人の行き先は自分で辞めるか辞めさせられるかの2択です。
能力があるなら条件を求めて転職すれば良いと思います。
自分の技能や能力を武器に会社に不平不満を言うことは、社会人としてダサいよねって話です。
直接本人には言いませんが。
まとめ
派遣先変更は、契約更新のタイミングで申し出れば可能ですが
「きちんとした理由」が必要です。
登録型の派遣のように、派遣先や派遣期間をすべて決められるわけではない。
派遣だから楽をできそう、派遣だからこちらの言うことを聞いてくれるなどというのは、無期雇用派遣では期待しないほうがよいです。
また派遣会社は無期雇用派遣社員をできる限り長期で働かせたい。
こういう考えであることは間違いない。
派遣労働者の派遣先を数か月単位で変えることを許してしまえば派遣先の企業評価として「人が定着しない」と判断されます。
今後、派遣の取引ができなくなるリスクがあるので必死になって止めにくるのは当然と言えるでしょう。
ただ単に勤務地が遠いとか、仕事内容がしんどい、残業の多い少ないなどの理由では、間違いなく営業担当に説得させられ引き留められます。
派遣先変更を認めてもらえるのはカンタンではないです。
しかし大事なことは、派遣会社、派遣先ときちんと話し合える関係が構築できているかどうか
つまりコミュニケーションができているかどうかです。
誠意を持って話をすれば動いてくれる可能性だってあるということ。
それでも動いてくれなければ、派遣会社を変えたほうが良いです。
以上、現実に無期雇用派遣で働いている生の声を参考に記事にしました。
では、また!
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