中小企業の工場

工場の派遣と請負の違いとは?中小企業の請負より派遣で働くほうがマシだと思ったこと。

shitauke

どうも!

約7年間、中小企業の製造業で働いてきたトリスです。

 

今回は、工場での派遣と請負企業の違いとは?のテーマでお話しします。

これなら派遣会社で働くほうがまだマシやん、派遣以下やんって思ったことを書いています。

 

※中堅企業や大手企業のいわゆる下請けで僕が働いていた会社のことなのでご参考までに

 

最近では、「下請け」とは言わず「協力会社」って読んでいることが多いですね。

 

差別を感じさせない配慮なんですかね。

派遣と請負のなにが違うのか?

1.派遣として働くとは?

これは工場系現場作業の派遣会社と同じですね。

設計や生産技術などエンジニア専門の事技職(派遣)もあります。

👆給料は、技術派遣のほうが高い

 

工場派遣といってもいろんな種類の作業があり軽作業から重作業、男性、女性どちらでもOKのお仕事もあります。

参考:【工場ワークス】

派遣として働く☞指揮命令者は親会社の社員

親会社の指揮命令者(リーダーや社員)の言われたことを、きちんと時間通りに作業すること。

基本的には言われたことをやってればOK。

2.親会社の業務を請け負って働くとは?

親会社の業務請負☞指揮命令者は中小企業の社員

業務の一旦を請け負ってるので、指揮命令者は親会社ではなく請負会社の社員になります。

 

作業をする人は請負会社の班長やリーダーの指示を受けて業務を行います。

求められることは正社員という肩書があるので派遣より責任は重い。

 

◎派遣・請負で共通していること

・同じ工場で働く(敷地やエリアが違うところもある)

・食堂で同じ物を食べる(弁当持参の場合は違います)

・同じ場所で着替える、ロッカー、トイレも同じ

・工具や設備等使うものはすべて親会社持ち(請負の場合は契約による)

ほとんど環境面では派遣も請負も同じ。

・業務内容の違い

請負の場合は、管理業務も発生するのでやることは多いです。

請負の業務は、ざっくり

・製品の品質管理(手順書の作成、品質の教育、作業環境の整備等)

・不具合製品の管理(不具合を出した原因や対策、不具合の補修作業)

・計画管理(日程の進捗管理、緊急品などの対応)

・人の管理(適材適所に人材を配置する)

・お金の管理(売上管理、備品管理、社員の残業管理)

・経営管理(ISO等を元に管理を行う)

つまり請負会社は、請け負っている部位の製造業務全般を自社で管理すること。

 

良い製品を提供してあたりまえ、内容の悪い不具合は悪として評価される。

親会社によっては、ISO等の資格を取得していないと請負会社としての権利を取得できないところもある。

 

請負会社にとっては、ただ人材を派遣し、その時間単価を貰うより一契約(数量×単価)で請負うことの方が儲けが大きいのです。

☞ただし、きちんと管理しないとダメですけどね。

 

しかし親会社は業務停止命令の権限を持っており、管理状況が悪いと強制的に業務を中断させられることもありました。

作業ストップが一日でも発生するとかなりの損害になる。

請負会社の社員にとっては親会社の役職者には逆らえないので命令は絶対に従わなければならないツラさがありましたね。

 

・給料・労働時間の違い

給料は派遣より請負のほうが高いんじゃないの?と思われるかもしれません。

しかし、

時給換算すると派遣会社の方が高かった。

(僕がいた会社の場合)

 

大手派遣会社と中小企業では売上規模が違いますからね。

年商レベルでは圧倒的に派遣会社のほうが高い。

 

当然、中小企業は、従業員の給料(時給単価)を抑えないとやっていけない。

管理業務を請け負っているので残業時間が多い分、請負会社のほうが派遣会社より総額の給料は多いです。

就業時間が違うから。

(中小企業は45時間で収まらない)

 

中小企業の請負社員たちは、派遣会社の社員より時給単価は安いので、一人当たりの業務を多く設定し残業して生活費を稼ぐしかないのですよ。

・信用力の違い

派遣と請負の違いは明白で、請負のほうが信頼、安心感があるため、信用力は高い

中小企業であっても古くからの付き合いがあれば、親会社は大手企業派遣会社より実績がある分、評価されています。

 

親会社が新しい仕事を始めたとき、請負会社に仕事がまわってくることが多くその点は有利。

 

最近では派遣会社も資金力を活かして請負化してきているのも今の下請け事情の流れですね。

どっちが大変なの?

どっちが大変か?

 

請負業務の方が大変です。これは間違いありません。

中小企業の社員にとって、仕事を請負うことはしんどいです。

 

特に管理者になればなるほど苦労します。

派遣で働くより、責任の追及は全部請負会社にくるのです。

 

新規に請負製品があれば、審査がありますし、作業場所の確保や人材教育・配置計画、経営書類を揃えるなどやることは盛りだくさん。

 

中小企業の教育体制なんてないようなものでしたから、入社してから一週間、ベテラン社員による実技教育のみ。

それから何年もの間、現場でのJOBトレーニングしかないのです。(ベテラン社員の経験と勘頼み)

もちろん新規にマニュアルの作成も行ってきましたが。。

 

製造部門だけでなく、検査や品質保証部門の社員(責任者)も配置しなければならなかったですね。

しかも普通の社員ばかりじゃないですからね(笑)

中小企業の工場のリーダーや班長、係長なんて名ばかりですから役職者であってもまわりがなかなか認めないことが多い。

給料の差がない分、発言力も立場も同じと思っている一般作業者はたくさん。

つまりね、言うことを全然きかないんですよ。

だから中小企業の請負業務で管理職をやるのは、ババを引いたも同然なんです。

7年やってきて、僕も一生懸命やるのに疲れました。

 

人不足もあって、優秀な人材はすべて退職しましたしね。

一般作業者としても働くのも給料=時給単価の割には要求されることが多いので、しんどくてやめる人も多かったです。

 

中小企業の請負社員をやって、一番長続きするやつはだいたい、、、

なんも考えてないヤツだけでした!

( ゚д゚)ポカーン

 

こういう人間が僕の会社では、一番強かった。

会社のことも考えず、将来のことも考えない。

自分のことだけ(自分の利益だけ)考えるヤツは強いですw

得するのは経営者家族だけでしたね。

請負会社ではスキルや知識が身に付かない。。。

請負会社といってもね、基本的においしい部分は全部、親会社が持っていくんですよ。

利益が高い部位での作業とかは全部ね。その分、技術も必要でしょうけど。

自分たちがやったら、完全に赤字になるようなものばかりを流してくるのも親会社なんです。

めんどくさい作業とか末端の部品とか。

 

派遣や請負会社をうまく使って、美味しいところどりするのも親会社。

まぁ資本主義なのでしょうがない現実ですけどね。

中小企業は教育にお金かけれないことから、業務はある程度2~3年経験したら、新人とベテランの差がそれほどなくなる。

もともとド素人ばかりの中途社員しかこないので優秀なベテラン社員がいなくなると、業務スキルはみんな大体同じになる。

業務もそれほど重要な部位を任されるわけではないでの、数年後には誰もが同じようなスキル、知識で止まるようなことが多かった。

 

根っこには中小企業の給料はものすごく安く設定しているので、それ以上の努力をそもそもする人がおらず、

言われたことしかしないバイト化してる社員

が多かったですね。

 

やってもやらんでも給料に差がない仕組みだと当然の結果なのかも。。。

出張や単身赴任で地方に派遣されることがある

僕は中小企業の請負会社で地方に派遣として行っていました。

確かに出張手当として月に10万と寮費・光熱費は無料でしたが食費代などの生活費はすべて自分持ちでした。

 

貰える給料は請負会社のまま残業時間分だけがプラス。

(しかも残業ほとんどなしだった。場所にもよるけどね)

 

もちろん期間工のように入社祝い金や満了金など貰えるわけでなく「大手企業へ派遣として出張、作業をするわけ」です。

☝これって派遣の仕組みとまったく同じ

 

出張自体は楽しかったんですけどね、結果的には(笑)

でもね、金銭的なメリットがほとんどなかったんです。

管理職になるだけ損する!?

さっきも言いましたが、中小企業の請負会社は給料が安く設定されています。

基本給10万円台がほとんどでした。

(近隣業者を調査すると)

そして45時間以上の残業をして稼ぐスタイル。

逆に45時間くらい超えないと、手取り20万すらいかない。

中途社員も入ってきてから1年たてば態度も一人前になり、文句も多くなる。

☞現実がわかってくる。がんばっても給料の差がない。

 

2~3年すればダラダラ働くか、辞めるかの2択になる。

なにもしないほうが得だと覚える。

先輩が上に立つのではなく、後輩がリーダーや班長になっていく組織。

文句いうのも10年以上いるだけのベテラン社員。

こんな奴らが何人もいたら管理するのも大変、管理する立場になればなるほど損する気分でした。

目標がないっていうとそれまでだけど・・・

中小企業の工場がすべてそうではないですが、社長にはこうしたい!っていうものがなく、人を育てる方針もなし。

やっぱ単純にモノ扱いされて終わってるような感じでした。

 

僕がいた請負会社ではもともと現場作業の技術派遣を行っていた会社である。

派遣業の免許もありました。

 

よく考えれば、派遣会社から無期雇用にしたようなものだった。

もしかして無期雇用派遣会社の中小企業タイプ?(笑)

 

れなら、無期雇用の派遣会社で働いたほうがマシだ!って思って無期雇用派遣を調べるようになったのです。

 

確かに中小企業の請負会社に在籍することはまだまだ可能でしたが、この先、目標がないというのもしんどい。

 

これ以上なにも学ぶことがなくなった。

これ以上スキルが上がることもない。

このスキル・経験では他で役立つこともない。

だから社員は20代~30代を中心に、どんどん抜けていきました。

 

これが現実だったと思います。

おわりに

結論的に言うと、中小企業しか選択できない状況を作り出したのは誰のせいでもない自分です。

でもね、なんでも入ってみないとわからない現実というものがあるんですよね。

中小企業しかり、派遣会社しかり。

 

なにも経験したことない人からの体験談を聞くより、経験したほうがリアルに伝わるでしょ。

 

なにが言いたいのっていうと、つまり

あなたにはいろんなことを考えた上で転職や就職をしてほしい。

ということです。

 

ブラックな中小企業の社員や期間工、派遣などの正しい情報を知った上で働かないと、もしかするとなんにも成長していないまま時間だけが過ぎる。

 

僕みたいに単純労働ばかり、そのときの感情だけで就職を繰り返す。

派遣だ、請負だなんてわからず入社してしまう。

なんのスキルも持たないまま5年、10年を過ごしてしまうことになるわけです。

これはやっぱり良い生き方ではないし、反面教師として活かしてほしいと思っています、マジで。

 

まだまだこれからいろんな現実を出していきます。

あなたにとってなにか参考になれば幸いです!

では、また!

中小企業/給与明細/工場系
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ABOUT ME
トリス
40代既婚。3人の子供を持つパパです。 今は仕事より家族優先に生きてます。 エンジニア・技術系の無期雇用派遣として働いています。 ちなみにこれまでエンジニアとしての経験はありません。 まったくのド素人から勉強しています。 事業経験ありで借金はありませんが、転職履歴6回のいわゆる底辺なおっさんです。 ありのままの無期雇用派遣の現状をお伝えしていきたいと思います。 また中小企業を多く渡り歩いてきましたので、そのへんの実体験も お伝えしていこうと思います。