
理由その1 前職が激務だった。

前職では中小企業の製造業で7年ほど働いておりました。
大手企業の敷地内に職場がある請負業務という形態で、係長として従事していました。
勤めてた会社の人手不足はかなり深刻なもので僕のいた部署では、一年で人員が30人からいっきに15人も退職や転職でいなくなりました。
昨今、大手でも若手の人材が取り合いになっていると言われるなかで、ほんとうに
「中小企業の人手不足は凄まじい」
率直にそう感じたのでした。
毎月のようにいなくなる社員の仕事の穴埋めを、残る社員が必至こいてカバーしていく。
現場作業から管理業務まで、毎日くたくたになりながら、給料は上がらず業務や責任だけ増大していく状態でした。
まさに人員不足による負のスパイラルでした。
また求人を出しても、応募者がひとりもこない状態でした。
(安すぎる給与設定が原因でもあるが。。。)
社長は、そもそも社員を増やして固定費をあげることは猛反対で、
“残業時間が80時間いや100時間でもすればよい”
なんとかなるやろうっていう考えがみえみえでした。
(そもそも労働基準法違反なんですけど。。。
現場の雰囲気もだんだん抜けたもん勝ちのような感じでした。
特に衝撃だったのは、突如、部長が「失踪」してしまったことです。
僕の直属の上司には課長がいません。
直属の上司である部長がいないと、対会社への問題事項はすべて解決していかなければいけない。
親会社からは、
「この仕事の請負はできないのか?」
「あの見積の件どうなってる?」
「この件で○○の問題が発生している。是正・対策を今すぐ考えて」
「あなたしか窓口がいないんだから、対応してね」
いろんな問題が解決せず、山積みになっていく。
現場の社員の負担も大きくなり、直接私に対して不満をぶちまける。
ただでさえ、人手不足で手が足りない状態なのに、現場作業に加えてまた管理業務が増えていく。
このままではマズイ・・・
そのときに頭によぎったのは、
「転職」でした。
理由その2 無期雇用派遣社員が同じ工場にいた

私は過去に事業経験も含め、7回も転職歴がありました。
いままで転職したときも履歴書をどう書くかに苦心してきたほどです。
つまり私の履歴書は超ブラック。
まあ本当に完全なダメおやじですね。
「非現実的ではないよなー」
「せっかく7年も働いてきたのに」
「家族のこともあるし、やっぱ耐え続けないといけないのか」
「そもそも俺はことあるごとに転職しすぎじゃねえか」
いろんなことが脳裏をよぎり、毎日のように考えるようになっていました。
いくら今が空前の人手不足といえど、あたりまえですが、40代の転職はむずかしいのは知っていました。
しかもひとつの会社に何十年も勤め上げてるような立派な履歴書ではなく、社会の底辺を代表するような職歴しかない。。。
だけど、仕事中も家に帰ったあとも、メシを食べてるときも、風呂にはいっているときも
「もうこの会社ではやっていけない」
という気持ちになっていました。
妻ともなんども話あった上で、転職したいと言う思いは伝えました。
当然、いままでの経歴を知っている妻からしたら、「またか・・」という思いだったに違いありませんが。。。
選択肢としては、年齢的には大手企業は無理だろうということを前提に、、、
1つは、中小企業の正社員。
2つは、契約社員。
3つは、派遣社員。
ん?ちょっと待てよ。この工場にも派遣が請負している会社はあるよなっと。
同じ工場内で派遣社員、しかも「派遣の正社員=無期雇用派遣」で働いていたんです。
コミュニケーションこそ少なかったですが、残業時間が少ないわりに私たちよりも給料(時間単価)がはるかに高くボーナスも支給されるという。
なんなんだ、この雇用形態は?派遣でボーナスがでるのか?
ん、ん、ん?
どんな雇用形態なのか?残業は?ボーナスは?勤務地は?などなどいろいろ調べていくようになっていました。
以前に登録していた「転職サイト」に掲載されていたある派遣会社に目が留まりました。
さんざん悩みました。。
それでも奮起して一度面接でも受けてみるかと、応募したのが無期雇用派遣社員として働くようになったきっかけです。
理由その3 副業に時間を割きたかった
私は20代後半にある個人事業をしていた経験があります。
30代前半で借金もなくサラリーマンに戻ってこれたのですがやっぱりまたいつか事業をしたいという思いがどこかにありました。
いや、あのままの失敗で人生終わりたくないというのが正直な気持ちです。
その延長線上というわけではないですが、ネットで物を売る副業を細々とやっていました。
また副業での収入が毎月数万あり、なにか事業の伏線になるような状態を作っていきたいとも考えていました。
毎日の激務をこなしながら、帰って副業に取り組む時間がなかなかつくれません。
この際、いろんなことを覚悟で、更に副業としての収入の柱をたてていきたいと思っていました。
理由その4 家族との時間がもっと欲しかった

私には現在3人の子供がおり、小学生が2人、未就学児が1人です。
毎日のように遅くまで残業、休日出勤はあたりまえの状態でした。
家族でご飯を食べる日は、一週間に一日だけでした。
現代のサラリーマン事情では、あたりまえの話かもしれない。
でもやっぱりまだ幼いうちにいっぱいコミュニケーションをとって、家族団らんをしたい。
休日も遊び盛りだからもっと遊んであげたい。
いっしょにいたいと思っていました。
また嫁もフルタイムで働いており、家事や子供の世話でストレスを抱え私にあたることも少なくはなかったです。
まぁ、かなりほったらかしでしたからね。
やっぱり家事などもきちんと分担し、嫁の負担も減らして家族との時間をもっと増やしていきたいと考えていました。
おわりに
現在、無期雇用派遣社員(派遣会社の正社員)として働くようになった私ですが、あたりまえですが、
派遣社員としてのメリット・デメリットはあります。
「あなたも無期雇用派遣の社員で働いたほうが良いですよ」
と、誰にもすすめれるわけではありません。
あくまで一選択肢として、あなたのライフスタイル、考え方、収入に対する考え、所帯のあるなし、これからのキャリアアップなどなど考慮したうえで参考にしていただきたいと思います。
そしてこのブログはほかの転職ブログランキングや派遣ブログにはない、現在進行形である「生の情報」をお伝えしていきたいと考えております。
ぜひ今後のあなたの人生のご参考になれば幸いです。
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